胃カメラ（上部消化管内視鏡検査）
どんな検査？
直径太さ10mmほどの内視鏡を口から入れて食道、胃、十二指腸をみる検査です。
逆流性食道炎、食道癌、胃ポリープ、胃潰瘍、胃癌、萎縮性胃炎、十二指腸癌、粘膜下腫瘍などの病気を診断します。
異常が疑われた際には組織をつまみ（生検）精密検査をすることがあります。
胃カメラを受けた方が
良いとされる方
- バリウム検査で胃の異常を指摘された
- 胃潰瘍や十二指腸潰瘍が度々起きている
- みぞおちの周囲に痛みがある
- 嘔吐や吐き気、吐血がみられる
- ピロリ菌に感染していた
- 胸やけや喉のつかえがある
- 胃の不快感がある など
検査前準備
- 前日夕食後からは食事は取らないでください
検査直前まで飲水（お水のみ）はできます - いつも飲んでいるお薬は基本降圧薬のみ内服してください
（そのほかの内服指示は必要時医師より指示があります） - 検査の10分ほど前に診療所へいらしてください
- 検査室へ移動します
- 胃の中の泡や粘液を消す水薬を飲みます
- ゼリー状の咽頭麻酔薬で喉の麻酔をしたのちにスプレーで追加麻酔をします
- 検査台に横になりマウスピースをします
- 検査開始です
※検査前の準備で胃の動きを抑える注射をすることがあります
※検査中は必ず呼吸ができますので、できるだけ肩の力を抜いてリラックスしましょう
※喉の麻酔がきいているため無理して唾液を飲み込もうとすると辛いので、無理して飲み込もうとせず唾は垂れ流してください
検査後注意事項
検査後1時間くらいは喉の麻酔が効いているため、その間は飲食はしないでください。
1時間後水を飲んでみて問題がなければいつも通り飲食をしていただけます。
検査を受けられない方
- 妊娠中の方またはその可能性のある方
- 熱のある方
- 体調の悪い方
- 全身状態が極めて悪く、検査に耐えられないと判断される方
- 血圧が極めて高い方
- 呼吸不全のある方
- 急性心筋梗塞や重篤な不整脈などの心疾患のある方
